ENVIRONMENT

CONTRIBUTION

輸送効率改善によるCO2削減

日本産業では、港や拠点と建築現場間での部材輸送の効率化を図っています。
輸送距離の短縮や空コンテナの回送回数の削減は、CO2削減はもちろんのこと配送時間の効率化や
ドライバーの長時間労働の抑制にもつながっており、環境にも人にもやさしい取り組みとなっています。

部材の輸送距離を縮める取り組み

一般的に、物流活動の拠点が少ないと、拠点から建築現場が遠い場合に部材を長距離輸送させることとなり、その分CO2を大量に排出してしまうことが課題となります。

日本産業では物流活動のCO2排出量を削減するため、全国約70か所に物流拠点を構え、建築現場と出荷拠点との距離を縮め大型車の長距離輸送割合の削減に成功しています。
また海外工場から輸出された製造品を各地の港から拠点を経由せず直接建築現場へ搬入するなど、輸送効率の改善に取り組んでいます。

※2022年4月時点

荷台の空きスペースを有効活用する取り組み

  • 従来の配送

  • 効率化した配送

従来は、拠点から建築現場へと資材を配送した車両は、空の荷台のまま拠点へと戻っていました。

効率化した配送では、空荷となった帰り便(戻り便)に建築現場で保管しているリユース品や産業廃棄物を回収して、回収拠点へ戻ります。輸送効率が向上することで燃料消費量が少なくなり、CO2削減に貢献しています。

リユース品の積極的な使用

製品を運ぶために使用するラックやパレットと呼ばれる荷役台を自社で生産し、梱包材まで含めると80種類以上の物流資材を何度も再利用しています。太陽光パネルの現場養生材も、従来のブルーシートに代わり、リユース可能な専用品を使用しています。